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執筆者の写真Teppei Ida

レプリコンワクチンについて考察 – 新型コロナワクチンの新たな展開

更新日:11月27日




こんにちは。久しぶりの投稿です。11月も中旬になり、夏の暑さが嘘のように寒さが増してきましたね。皆さん、体調管理は大丈夫でしょうか?


先日、東京麹町で開催された「コロナワクチンに関するセミナー」に参加してきました。今回は、その内容から新たな遺伝子ワクチン「レプリコンワクチン」について、薬剤師の視点で考察していきます。




レプリコンワクチンとは?


新型コロナが流行し始めてから、2021年にはmRNAワクチン(メッセンジャーRNAワクチン)が登場しました。その改良版が「レプリコンワクチン」と呼ばれる新しい遺伝子ワクチンです。具体的には「コスタイベ筋注用」という製品名で、明治製菓ファルマが開発・販売しています。


レプリコンワクチンの特徴は、体内で遺伝子が自己増殖すること。従来のmRNAワクチンでは投与されたmRNAがすぐに分解してしまいますが、レプリコンワクチンは体内で自己増殖し、長く抗体を生成し続けるように設計されています。


安全性と有効性の懸念


レプリコンワクチンについてセミナーで多くの情報を得ましたが、私自身の結論として「現時点では接種を控えたほうが良い」と感じました。その理由は以下の2点です。


1. 長期の安全性が不明


新薬は臨床試験で得られる副作用情報が限られており、大規模に使用されると新たな副作用が出る可能性があります。実際、これまでのコロナワクチン接種では890人が予防接種被害救済制度の対象https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001330287.pdf となっており、コロナワクチン接種に伴う死亡認定は通常の5倍以上と言われています。


2. 有効性への疑問


コスタイベの臨床試験は日本でデルタ株が流行した時期にベトナムで行われました。試験結果によると、発症予防効果は56.6%であり、https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/780009_631341PE1020_1_02

インフルエンザワクチンと同程度です。インフルエンザワクチンでも感染を完全に防げないことを考えると、この数字には疑問が残ります。


また、臨床試験の最終段階ではプラセボ群の参加者にもワクチンが投与されており、正確な比較が難しくなっています。さらに、このワクチンは試験が行われたベトナムや製造元であるアメリカでも承認されていない状況です。


遺伝子ワクチンの可能性


遺伝子技術は今後さらに進化していくでしょう。特にがん治療などへの応用が期待されており、科学技術の進展は多くの人々を救う可能性を秘めています。しかし、新しいワクチンの長期的な安全性が確認されるまで、慎重な判断が求められるでしょう。


皆さんも、寒さが増すこれからの季節、体調に気をつけてお過ごしください。

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