症状は体からのメッセージ―減薬で見える、新しい健康のカタチ
- Teppei Ida
- 6月5日
- 読了時間: 3分
はじめに
みなさん、こんにちは。
6月に入りましたね。早いもので、2025年もまもなく折り返し地点です。
いかがお過ごしでしょうか?
先日、実家に帰省しました。
リタイア後は旅行ざんまいの両親と話す中で、ふと「あなたは昔から整頓が得意だったよね」と言われました。
なんだか、今の自分と重なるものを感じました。
私の「減らす」ルーツは、思えばずっと前からあったのだなぁ、と実感しています。
もちろん、人によってその背景はさまざまですが、今の時代、物事を「減らすこと」の必要性はますます高まっているように感じます。
今回は、「減らす」という視点から、減薬や健康について考察してみたいと思います。
ぜひ最後までお読みください。

目次
ものを減らす=まず増やさない意識
現在、物価上昇が続く中でも、特に食品の値上がりは生活に直結しています。
「無駄なものは買わない」という意識を持つ方も増えているのではないでしょうか。
「ものを減らす」という行動は、まず「ものを増やさない」という意識から始まると思います。
薬もまた、“増やさない”ことが大切
では、薬について考えてみましょう。
ここ数年、新薬の開発は進み、薬の種類は20年前と比べて格段に増加しています。
それに伴って、医療費や薬剤費も増えています。
もちろん、高齢化や要介護者の増加といった社会的背景もあり、一概に過去と比較することはできません。
しかし、薬を服用している人が増えていることは確かです。
症状=こだわり? 体からのサインに耳を傾ける
ここで冒頭の話に戻りますが、「こだわりを手放す」ということは、薬を減らすことにもつながると私は考えています。
何か症状が出ると病院を受診し、薬が処方される。
症状が続けば、さらに薬が追加されていく――まさに“足し算”的な医療の構造です。
けれども、その根本原因を考えたとき、症状そのものは「体からのサイン」と捉えることもできるのではないでしょうか。
もちろん年齢的な要因もありますが、生活環境や社会情勢などが影響している場合も多いです。
突き詰めて考えると、
「何かあったらすぐ病院に頼る」という考え方の背景には、
「症状=こだわり」とも言えるような、自分の思い込みや執着があるのかもしれません。
つまり、症状は体からのメッセージであり、
それを薬で抑えることばかりに頼ると、自分の体の声にフタをしてしまうことになります。
もし不調を感じたら、「これは自分のどんなこだわりの現れだろう?」と一度立ち止まって、生活や環境を見直してみてはいかがでしょうか。
こだわりを手放すと、体も心も軽くなる
「減らすことで軽くなる」――私はそう考えています。
主に、体重が軽くなるという意味でもあります(笑)。
以前ファスティング(断食)をした際に、心身の軽さを実感しました。
病院の受診や薬代が減れば、その分、時間やお金を他のことに使うことができます。

さいごに:まずは自分の薬を見直してみよう
まずは、自分が今飲んでいる薬を見直してみましょう。
かかりつけ医や薬剤師に相談してみるのも良い第一歩です。
「なかなか薬をやめられない…」という方も、
当相談所では減薬のご相談を承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
それでは、次回のブログでお会いしましょう。
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