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執筆者の写真Teppei Ida

薬をやめや方が良いか、やめないほうが良いか


みなさん、こんにちは。ReStartくすり相談所、所長の井田鉄平です。

当相談所ではお客様から、薬をやめた方がいいか聞かれることがあります。

その時、私は必ずこう聞きます。

「薬をやめたいですか?」

多くの方は分からないといった反応です。

今日は、薬をやめる時の心理について考察しました。

ぜひ最後までお読み下さい。



私自身、薬を飲んだ事はありますが長期間同じ薬を服用するという経験はありませんが、近いと思うのは喫煙の経験です。

20歳から23歳頃までタバコを1日10〜20本吸っていました。約3年間やめようと思っても中々やめられませんでした。禁煙のきっかけは、大学の進級がかかったテスト。落ちたら退学という状況でした。その為テスト前だけは禁煙しよう、と決意しました。7日位だったでしょうか。集中していたため喫煙を忘れるくらいテスト勉強に没頭しました。あれほどやめられなかったタバコが1週間やめる事ができました。そしてテストが終わった時、今後もタバコやめよう、とシンプルに思い禁煙が成功しました。


薬とタバコ。使用する目的や毒性、依存性等は違いますが、薬物であることは同じ。

私はこの禁煙の経験から継続している薬をやめるヒントを得ました。

それは、「何か別のもの・事に集中する事」です。私の場合はテスト勉強でした。

タバコは吸わなくても健康に影響は出ませんが(むしろ良くなる笑)薬の場合は違います。薬は、病気の治療が目的だと思います。別の事に集中するとは、、

それは「自分の健康に集中するという事」です。


病気で薬を飲んでいるという事は当然、医師の診察を受けています。

つまり、自分の健康に第三者(主治医)が絡んでいます。自分の健康に集中したいのに、医師が自分の健康について口出し(診察)している、と言い換えることができます。病院に行くな、診察を受けるな、と言っているわけではありません。

医師に自分の健康を丸投げしないで欲しい、ということです。当相談所にいらっしゃるお客様を見ていると、医師任せになっている方が多くいらっしゃいます。

そのような方には医師を健康のアドバイザーとしてみたらどうですかと助言しています。


大事なことは、病気にならないという事ではなく(もちろんならないならその方が良いですが)病気になっても自分の健康は自分に責任があり、その病気や症状について自分で調べたり勉強したりすることが重要です。そして診察を受けるなら医師をアドバイザーとして捉え、主体は自分、という意識を持つことが重要です。



私が伝えたい事は、薬を飲んではいけない、ということではありません。

自分の健康のために薬を飲んでいるという意識を持つことが重要です。


考え方を変え、睡眠薬や血圧の薬を中止できた方が多くいらっしゃいます。

ただ病気や症状によっては一人で考えたり勉強してもわからない事があると思います。

その時は医師や専門家に任せるという選択も一時的には必要かもしれません。

判断がつかない場合はぜひ当相談所にご相談下さい。

自分の健康は自分で守る。実践しましょう。

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