自分を変えられるのは自分だけ
- Teppei Ida
- 5月15日
- 読了時間: 3分
ポイント
人の思いは伝わらない
人を変えることはできない
人は、自分が気づいたときに変わる

オープニング
先日、ある団体の代表の方とお話する機会がありました。
その方は自身が主催するイベントについて、「協力者が自分と同じ思いで注力してくれない」と悩みを吐露されていました。
経営者や団体の代表であれば、イベントにかける思いは当然強いものです。
一方で、社員や関係者がその思いに到達するのは難しいのではないか――そんなふうに感じながら、お話をうかがっていました。
今回は、こうした「人の思い」について、さらには「薬に対する人の思い」にまで考察を広げてみたいと思います。
ぜひ最後までお読みください。
本文
冒頭でご紹介した代表の思いが、なぜ周囲に伝わらなかったのか。
主催者の気持ちや思いの強さが一番であることは当然です。
しかし、その思いの高さに周囲の人たちがついていくことは、そう簡単なことではありません。
これは、会社の社長にも当てはまる話だと思います。
では、なぜ人は他人に「求めて」しまうのでしょうか。
その根底には「理解されたい」という気持ちがあるのではないでしょうか。
人は「自分をわかってくれる」と感じた相手に対して、安心し、心を開きます。
おそらくその代表も、「理解してほしい」という思いが強かったのだと思います。
しかし、人は自分が「納得したもの・こと」にしか、本当の意味での理解を示しません。
そのため、腑に落ちない状態で想いを伝えられても、心には響かないのです。
だからこそ、大切なのは「想いを伝え続けること」だと感じています。
人は、言葉や表情、態度からしか他人を判断できません。
思いを繰り返し伝えることで、その考えに共感してくれる人が少しずつ集まってくる。
そして、その輪が徐々に広がっていくのだと思います。
先駆者は孤独です。
その孤独に耐えられないのであれば、その会社やイベントはやめた方がいいかもしれません。
想いを貫き続ける人が、最終的には成功する――
今回のやり取りを通じて、そんなことを改めて学びました。

まとめ
「人を変えることはできないが、自分を変えることはできる」
これは、私が学んでいる経営者の会のテキストに書かれていた言葉です。
そういえば、薬をやめたいと思っても、本人にその気持ちがなければうまくいかないのも同じだな、と感じました。
本当に薬をやめたいと思っている方のサポートはできますが、
「薬をやめさせる」ことはできない――これが、最近の私の実感です。
とはいえ、「きっかけを提供する」ことはできます。
薬でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
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